お釈迦様が亡くなった日です。お釈迦様の死を悼み、多くの弟子たちが集まり悲しんでいる様子を描いた「涅槃図(ねはんず)」を本堂に架けて供養します。
行事の内容は、午前中から本尊上供(ほんぞんじょうぐ)《本尊釈迦如来(しゃかにょらい)、並びに観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)へのおつとめ》、法話、お斎(おとき)《昼食》、午後からは施食会(せじきえ)です。
本尊上供では、本尊であるお釈迦様のおつとめ、並びに観音様《周防国第25番観音霊場》のおつとめもします。18日は観音様のご縁日です。会わせてお釈迦様の誕生をお祝いする「花祭り」も行います。
施食会とは、六道のうち餓鬼道(がきどう)に落ちて苦しむ餓鬼に食を施すことによって、その功徳(くどく)を亡きご先祖にも振り向けてご供養する仏事です。
お檀家さんの家に出向き、お盆の読経をいたします。
ご先祖の御霊を送る仏事で、「精霊流し」ともいわれています。佐波川本橋の河川敷では市仏教団主催の「灯籠流し」が盛大に行われます。
秋季法要行事の内容は、午前中から本尊上供《本尊釈迦如来、並びに地蔵菩薩(じぞうぼさつ)へのおつとめ》、法話、お斎《昼食》、午後からは施食会です。
本尊上供では、本尊であるお釈迦様と、合わせて延命地蔵様と水子地蔵様へのおつとめをします。24日はお地蔵様のご縁日です。
大梵鐘を撞くことによって、心身を浄めて煩悩(ぼんのう)を払い、新たな気持ちで新年を迎えます。お接待もありますので、お誘い合わせの上お参り下さい。